風邪やインフルエンザにかかってしまったら。早めの対処法5つ!(歳)
風邪やインフルエンザが流行する季節が到来。
普段の暮らしのちょっとした選択が、免疫力を高め、予防できるかどうかの分かれ道になります。
『風邪』という病名はありません。せきやくしゃみ、鼻水、悪寒、頭痛などいくつかの総称を、便宜上風邪と呼んでいるだけなんです。
その原因となるウイルスや細菌が、200種類以上あって、インフルエンザウイルスもそのひとつ。突然の発熱で発症し、全身の倦怠(けんたい)感、鼻水やせきなどの気道症状、食欲不振などの消化器症状を示します。また、幼児がかかると中耳炎や発疹、熱性けいれんなどの合併症を起こすこともあります。
よく眠ってバランスのよい食事をとり、体を冷やさないなど、基本的なことが大切。インフルエンザ対策としては、予防接種で免疫をつけておくことが最良ですね。
ある実験結果では、10℃の冷水180mlを飲むと、15分以上体温は下がったままに。本来なら体を温め免疫力を高めたいのに、体を芯から冷やしてしまいます。
朝最初に水を飲むなら、冷水ではなく白湯に変えましょう。
おすすめは、おかゆに梅干しのトッピング。梅干しのクエン酸には、エネルギー補給や食欲増進、殺菌作用などの風邪の改善効果が期待できます。
一方、普通のご飯は消化にエネルギーを使うので、避けて。卵も加熱した方が消化しやすくなるので、卵かけご飯は食べない方がベター。
冷めないうちに布団に入って寝れば、気分よく眠れます。
ただし、38.5℃以上の高熱のときや、体力がなくて面倒に感じるときは、エネルギーを消耗してしまうので入浴自体避けましょう。
風邪のときにシャワーだけですませるのは、体を冷やすのでおすすめできません。
けれど、風邪をひいているときは夜になるとせきがひどくなり、なかなか眠れないということも。
そんなときにおすすめなのは、横向きで寝ること。狭くなった気管が広がって、呼吸をしやすくなるうえ、せき止めの効果も期待できます。
けれど、39℃以上の熱が出ると脳障害が生じることもあるので、下げる必要が。
そのためには、おでこよりおへその上が有効。おへそには大きな血管(大動脈)が通っているため、全身に行き渡る血液を効率的に冷やし、体温を下げることができます。
おなかを冷やさないよう、皮ごとトースターで焼き、皮をむいて食べるのがおすすめ。
体を温めたい朝に飲むのが効果的です。
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普段の暮らしのちょっとした選択が、免疫力を高め、予防できるかどうかの分かれ道になります。
免疫力を高め、ウイルスを寄せつけない体に!
寒さが厳しくなるにつれて、空気が乾燥し流行するのが、風邪とインフルエンザです。『風邪』という病名はありません。せきやくしゃみ、鼻水、悪寒、頭痛などいくつかの総称を、便宜上風邪と呼んでいるだけなんです。
その原因となるウイルスや細菌が、200種類以上あって、インフルエンザウイルスもそのひとつ。突然の発熱で発症し、全身の倦怠(けんたい)感、鼻水やせきなどの気道症状、食欲不振などの消化器症状を示します。また、幼児がかかると中耳炎や発疹、熱性けいれんなどの合併症を起こすこともあります。
よく眠ってバランスのよい食事をとり、体を冷やさないなど、基本的なことが大切。インフルエンザ対策としては、予防接種で免疫をつけておくことが最良ですね。
風邪やインフルエンザにかかってしまったときは、早めの対処が大事
目覚めの1杯を白湯にする
便秘解消などの目的で、目覚めたら冷たい水を1杯飲む習慣がある人も。でも、風邪っぽいときはしばらくストップ。ある実験結果では、10℃の冷水180mlを飲むと、15分以上体温は下がったままに。本来なら体を温め免疫力を高めたいのに、体を芯から冷やしてしまいます。
朝最初に水を飲むなら、冷水ではなく白湯に変えましょう。
ご飯を食べるなら梅がゆを
風邪をひくと食欲が落ちますが、なにも食べないと栄養不足で回復が遅くなります。おすすめは、おかゆに梅干しのトッピング。梅干しのクエン酸には、エネルギー補給や食欲増進、殺菌作用などの風邪の改善効果が期待できます。
一方、普通のご飯は消化にエネルギーを使うので、避けて。卵も加熱した方が消化しやすくなるので、卵かけご飯は食べない方がベター。
高熱のときはお風呂に入らない
風邪のひき始めで高熱がなければ、お風呂につかってOK。冷めないうちに布団に入って寝れば、気分よく眠れます。
ただし、38.5℃以上の高熱のときや、体力がなくて面倒に感じるときは、エネルギーを消耗してしまうので入浴自体避けましょう。
風邪のときにシャワーだけですませるのは、体を冷やすのでおすすめできません。
うつぶせではなく横向きに寝る
風邪を早く治すには、良質の睡眠をとって体をしっかり休めることが欠かせません。けれど、風邪をひいているときは夜になるとせきがひどくなり、なかなか眠れないということも。
そんなときにおすすめなのは、横向きで寝ること。狭くなった気管が広がって、呼吸をしやすくなるうえ、せき止めの効果も期待できます。
おでこよりおへそを冷やす
風邪で熱が出るのは、体が免疫を活性化してウイルスや細菌と闘うため。サポートするためには、体を温めることが大事です。けれど、39℃以上の熱が出ると脳障害が生じることもあるので、下げる必要が。
そのためには、おでこよりおへその上が有効。おへそには大きな血管(大動脈)が通っているため、全身に行き渡る血液を効率的に冷やし、体温を下げることができます。
おすすめの温かいドリンク&フード
焼きミカン
日本の温州ミカンはβ-クリプトキサンチンが豊富で、体内でビタミンAに代わって皮膚や粘膜の免疫力を向上してくれます。おなかを冷やさないよう、皮ごとトースターで焼き、皮をむいて食べるのがおすすめ。
ホットスポーツドリンク
風邪をひいたときは、発熱などで水分が不足しがち。水分を体に吸収しやすく、栄養補給もできるスポーツドリンクを人肌に温めて飲めば、体を冷やすこともありません。体を温めたい朝に飲むのが効果的です。