もしかして気胸とは?ぜんそくとの違い、種類をまとめました!(歳)

気胸」 ぜんそくと勘違いしやすく…怖い。

気胸はぜんそくなどの症状と似ており、初期は胸の痛みも軽度であることなどから、見過ごされるケースも少なくないようです。

しかし、処置が遅れると死に至る可能性があり、サッカー長友佑都選手が試合中に肺気胸で倒れ、手術を受けたというニュースも話題となったことから「怖い」「時々胸が痛むけど肺気胸だったらどうしよう」「ぜんそく持ちだから気をつけよう」などさまざまな声が上がっていますね。

 

気胸(肺気胸)とは?

気胸は、肺から漏れた空気が胸腔内にたまることで肺が押しつぶされ、胸痛や呼吸困難などを引き起こす病気です。気胸は『自然気胸』と『続発性気胸(外傷性気胸、医原性気胸、月経随伴性気胸)』に分けられます。

 

『自然気胸』

肺の一部が袋状(ブラ)になっており、ここに穴が開くことで生じます。

 

『続発性気胸』

慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺線維症、肺がん、気管支ぜんそくなど、元々の肺の病気に伴って生じます。

 

「外傷性気胸」

交通事故での肋骨(ろっこつ)骨折により、肺に穴が開いた時に生じます。

 

「医原性気胸」

肺に針を刺す治療でを引き起こすこともあります。

 

「月経随伴性気胸」

女性の生理前後に発症する気胸で子宮内膜症が原因とされています。

 

気胸を引き起こしやすい人の特徴

・自然気胸は、やせ型で特に高身長の若い男性(10〜20代)に多く、さらに喫煙や精神的・肉体的ストレスで起こりやすくなると言われています。

・続発性気胸は、COPDや肺線維症、肺がん、気管支ぜんそくなど肺の病気によって起こりやすくなるため、肺の持病がある人は注意が必要です。

 

『症状が似ているぜんそくとの違いや見分け方』

気胸は肺に穴が開くため、症状が突然現れます。急な胸痛や呼吸困難の場合、血液の中の酸素濃度を確認し、低ければ気胸を考慮して検査を行っていくことになります。

ぜんそくも重症であれば呼吸困難、胸痛を伴うことがありますが、『呼吸時にヒューヒューと音がする』『咳(せき)を伴うことが多い』など相違点はあります。ただし、自己判断は危険で、どちらも急を要するため早めに医療機関を受診しましょう。
気胸の専門は呼吸器外科ですが、救急科や外科でも気胸の治療を行っているところがほとんどです。

救急科や外科のある、総合病院の救急外来を受診しましょう。息苦しさ、胸痛、普段と違う違和感などが少しでもあれば、医療機関を受診しましょう

株式会社プラス・ワン営業担当の一言コメント

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