めっちゃ古い!インフルエンザの歴史!実はあの時代から・・・(歳)
冬の脅威ともいえる、インフルエンザですが、2017年度(昨シーズン)のインフルエンザ患者数は推定でも、1000万~1600万人(厚生労働省発表)。
東京都の人口1375万人とほぼ同じです。
海外との交易「日宋貿易」で日本に持ち込まれた、お経や書物と一緒に、「インフルエンザ」まで輸入してしまいました。
慶長19年(1614年)を最後に、鎖国政策が開始された江戸時代初期の100年間は「インフルエンザ」発症の記録がありません。「鎖国」という徳川幕府の政策は評価は様々だと思いますが、少なくとも「感染症が持ち込まれるのを防ぐ一定の効果はあった」ようですね。
ところが、享保15年(1730年)、「鎖国」下での唯一の貿易港「長崎(出島)」から、インフルエンザ感染が広がってしまいました。1729~1730年「ロシア、ドイツ、スイス、イタリア」での大流行が、貿易商人を通じて日本に持ち込まれたようです。
鎖国をしていた日本とはいえ、世界とのやり取りがある以上、完全に防ぐことは難しかったようです。
確かに日本を含む北半球では12~3月が流行のシーズンですが、オーストラリアなど南半球では6~9月に流行します。
「世界規模(地球規模)」という見方をしたら、冬だけでなく夏も、一年中流行るのが「インフルエンザ」と言えるでしょう。
夏休みなどで海外を訪れ、現地や飛行機の中で感染することもあるかもしれません。
「鎖国」もかいくぐって、国内に侵入する「インフルエンザ」です。
「訪日外国人旅行者数2869万人、日本人海外旅行者数1789万人(2017年度 日本政府観光局,法務省入国管理局 調べ)」が、日本と海外を結んでおり、「インフルエンザ」を無意識のうちに持ち運んでしまうかもしれないことに注意したいですね。
「迅速検査」の言葉通り、簡便である一方、医師や看護師という”人間”が行うため「偽陰性(本当はインフルエンザに感染しているのに、検査結果上は感染していないと出る)」が起こる可能性もあります。
「インフルエンザと診断されなかったのに、実はインフルエンザに感染していた……」とても怖いことだと思いませんか?
高齢者や抗がん剤を使用しているなど「抵抗力が弱っている方」も通うのが医療機関。もし、この方達に「インフルエンザ」が感染したら、治療している病状を悪化させたり、場合によっては命に関わりかねません。お見舞いや家庭内でも同じです。
この時期、病気や体調が悪ければ「インフルエンザ」の心配をするのは当然です。
効果的で便利な治療薬も登場していて、一刻でも早く病院に行って少しでも早く楽になりたい気持ちは分かります。
胸の痛みが続いている。
おう吐や下痢が続いている。
症状が長引いて悪化してきた。
<小児の場合> けいれんしたり、呼びかけに応えない。
呼吸が速い、苦しそう。
顔色が悪い(青白い)。
おう吐や下痢が続いている。
症状が悪化してきた。
一番大事なのは、やはり、インフルエンザにかからないよう予防対策をしっかりしましょう。
冬の脅威にお気を付けください。
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東京都の人口1375万人とほぼ同じです。
【インフルエンザの歴史】
日本で「インフルエンザ」が流行した最初の記録は、平安時代の貞観4年(862年)~貞観14年(872)頃、藤原家の摂政関白政治が始まったあたりです。平安時代に何度も大流行し、多くの方が亡くなりましたが、当時から「人から人へうつる病気<感染症>」であることは知られていたようです。海外との交易「日宋貿易」で日本に持ち込まれた、お経や書物と一緒に、「インフルエンザ」まで輸入してしまいました。
慶長19年(1614年)を最後に、鎖国政策が開始された江戸時代初期の100年間は「インフルエンザ」発症の記録がありません。「鎖国」という徳川幕府の政策は評価は様々だと思いますが、少なくとも「感染症が持ち込まれるのを防ぐ一定の効果はあった」ようですね。
ところが、享保15年(1730年)、「鎖国」下での唯一の貿易港「長崎(出島)」から、インフルエンザ感染が広がってしまいました。1729~1730年「ロシア、ドイツ、スイス、イタリア」での大流行が、貿易商人を通じて日本に持ち込まれたようです。
鎖国をしていた日本とはいえ、世界とのやり取りがある以上、完全に防ぐことは難しかったようです。
【現代のインフルエンザ】
日本では「インフルエンザは冬の病気」と思われています。確かに日本を含む北半球では12~3月が流行のシーズンですが、オーストラリアなど南半球では6~9月に流行します。
「世界規模(地球規模)」という見方をしたら、冬だけでなく夏も、一年中流行るのが「インフルエンザ」と言えるでしょう。
夏休みなどで海外を訪れ、現地や飛行機の中で感染することもあるかもしれません。
「鎖国」もかいくぐって、国内に侵入する「インフルエンザ」です。
「訪日外国人旅行者数2869万人、日本人海外旅行者数1789万人(2017年度 日本政府観光局,法務省入国管理局 調べ)」が、日本と海外を結んでおり、「インフルエンザ」を無意識のうちに持ち運んでしまうかもしれないことに注意したいですね。
インフルエンザと思ったらすぐ病院に駆け込むのは正解?
「インフルエンザ」が流行している時期に、自分や家族の具合が悪くなったら、「自分(家族)もインフルエンザではないか? 急いで病院に行って検査してもらわなきゃ……」と考える方もいるかもしれません。「鼻に綿棒」あの検査、インフルエンザって診断できるの?
医療機関で「インフルエンザ迅速検査(鼻に綿棒を突っ込み、10~15分で検査結果が出る)」を受けた方もいますよね?「迅速検査」の言葉通り、簡便である一方、医師や看護師という”人間”が行うため「偽陰性(本当はインフルエンザに感染しているのに、検査結果上は感染していないと出る)」が起こる可能性もあります。
「インフルエンザと診断されなかったのに、実はインフルエンザに感染していた……」とても怖いことだと思いませんか?
自分がウィルスをまき散らしてしまう?
病院に行っても、受付や待ち時間で、他の人と接することがあります。高齢者や抗がん剤を使用しているなど「抵抗力が弱っている方」も通うのが医療機関。もし、この方達に「インフルエンザ」が感染したら、治療している病状を悪化させたり、場合によっては命に関わりかねません。お見舞いや家庭内でも同じです。
この時期、病気や体調が悪ければ「インフルエンザ」の心配をするのは当然です。
効果的で便利な治療薬も登場していて、一刻でも早く病院に行って少しでも早く楽になりたい気持ちは分かります。
病院に行く目安として、厚生労働省健康局の発表をご紹介します。
比較的急速に38℃以上の発熱があり、せきやのどの痛み、全身のだるさがある時、高齢者や妊娠中の方などは受診を検討。さらに重症化も心配しなければなりません。注意したい重症化のサイン
<大人の場合> 呼吸困難または息切れがある。胸の痛みが続いている。
おう吐や下痢が続いている。
症状が長引いて悪化してきた。
<小児の場合> けいれんしたり、呼びかけに応えない。
呼吸が速い、苦しそう。
顔色が悪い(青白い)。
おう吐や下痢が続いている。
症状が悪化してきた。
一番大事なのは、やはり、インフルエンザにかからないよう予防対策をしっかりしましょう。
冬の脅威にお気を付けください。