これなら無理なく続けられる!ゆるい片付けの習慣を実践してみましょう!(歳)

こんばんは!プラス・ワンです!
普通に暮らしていれば、部屋の中にちらりほらりとモノが出てくるのは仕方のないことです。
それでも、ゴッチャリ感がうっすら漂うと居心地が悪いものですよね。
スッキリ感が薄くなりやすい場所は、食卓やソファ、居間の床廻り、電話の周辺です。
ここは家族の利用頻度が高いから、モノをちょっとのつもりで無造作に置いてしまいがちな位置です。
そのちょっとのつもりが習慣になってしまうと、ちょっと置きのモノが連鎖的に増えていくものです。

テレビを見ながら食べかけたお菓子、新聞を読みながら切り抜きをした時のはさみ、買い物をメモった時に使ったペンなど、そのままそこに置き放し。
それでも後で片付けようと思って、とりあえず脇に寄せておくとそのまま忘れていたり、脇に寄せたはずのモノを再び使ってまた脇に戻していたり。
こうなると、あたかも脇に押しやったその場所が定位置になることも。
それがちょっと置きの困った点。使ったら元に戻すというルールの原点がわからなくなるというものです。
このちょっと置きは、私たちが無意識に陥ってしまいがちな軽くやばい習慣なのです。

【ちょっと置きの場所を決める】

片付ける習慣と聞いただけで、「それは無理」と思ってしまいやすいのですが、気付いたときにゆるーくモノを動かすだけできる片付けで良いのです。
更に、ちょっと置いたことで心が痛まないような置き方にもひと工夫。
その工夫とは、モノをちょっと置きするにしても、部屋のあちらこちらに気まぐれに置かず、場所を決めてそこに限定することです。
電話カウンターの横、ソファの脇にあるテーブル、棚の一番下など、そこだけはちょっと置きOKの場所を作ります。
このルールを守るだけで、部屋も気分もゴッチャリ感から半分くらいは解放されることでしょう。
そしてちょっと置きの場所からはみ出すようなモノが出てきたら、いくつかのモノは元の場所に戻すこと。
ちょっと置きのモノの数を減らしてあげる。そのひと手間が部屋をゴッチャリから救ってくれるのです。
全部を片付けるとなると大変ですが、数を減らすくらいは2、3分もあればできて簡単なはず。それが、ゆるーく片付ける習慣ということ。

 

【四角いトレイを使う】

A4サイズが収まる程度の四角い入れ物を用意します。
ここの中には、学校のお知らせ、受信したFAX、手紙、カード会社の明細書、領収書など、部屋の中でバラバラに置かれてしまいがちなペーパー類を次々に入れていくのです。
こうすれば、見た目にきちんと感もあるうえにペーパー類をワサワサとかき集める手間も省けます。
おまけに探し物も見つかりやすいはず。台所のカウンター、食堂の棚など、家族の目に入りやすい場所をちょっと置きトレイの定位置として活用します。
このトレイの中身が溢れそうになったら、それがゆるーい片付けどき。家族に声を掛けて皆で少しだけ片付けましょう。

【丸いボウルを使う】

ちょっとはずした指輪や腕時計、カバンから出した携帯電話や鍵、さっきまで使っていた爪切りなど、ついその辺に置いてしまいがちなモノは丸いボウルに避難させる癖をつけます。
丸い形の容器なら、サイズも形も不揃いなモノが無造作に入っていても見た目にサマになるので、ちょっと置きには重宝です。
このボウルは、部屋で過ごす時間の長い場所や、家の中で移動する動線上で面倒な気分にならない位置に置きます。

【板に乗せてこっそり隠す】

ソファ廻りは、ダラダラ過ごすには最高の場所。だからこそ、読みかけている本や雑誌がそのまま置かれてしまいがちです。
その反面ここが片付いていないと、せっかくのくつろぎ気分も半減です。
だからと言って、読んでいる途中なのに、いちいち棚へ片付けてしまうのも窮屈なもの。
それならば、ソファと床との間にあるデッドスペースを使って、読みかけの本や雑誌、買ったばかりのDVD、リモコンなどをちょっと置いておく場所に使ってしまえば良いのです。
その仕掛けは簡単な手作りで。まずは板とキャスターと取っ手を用意します。
板はホームセンターで必要寸法にカットしてもらって、その板に接着するタイプのキャスターを貼りつけ、手前に取っ手を付ければできあがり。
これなら出し入れもスムーズ。
この板の上からこぼれ落ちてしまう程にちょっと置きのモノが増えてしまったら、そのときがゆるーい片付けどき。
こうしてちょっと置きを見直すチャンスがやってくるのは有り難いもの。
普段はちょっと置きの習慣が許されていながらも、そこにゆるーい片付け習慣が加わるから、気持ちの負担がないまま程良くスッキリ感のある部屋が保てます。

片付けは無理なく続く方法がベストです。完璧でなくても、そして自分をがんじがらめにしなくても、ゆるーい習慣を身に付けて片付けましょう。

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