弊社求人にある業種、「溶接」について①(歳)

こんばんは!プラス・ワンです!
今日は弊社の求人で見かける、「溶接」についてのご紹介です。
聞いたことはあるけど、実際どんなことするの?という方も多いんではないんでしょうか?

そもそも溶接とは?

金属を溶かして接合する事、読んで字の如くですね。
溶接したい部分に何らかの方法で熱を加える事で、金属が溶けます。

解けた部分が一体化して、冷えて固まり接合されます。
ちょうど隣り合った水滴が一体化するのと同じ感じですが、融点が高い金属は大気で冷やされて、その後すぐに凝固します。それで溶接が完了する訳です。

一口に「溶接」といっても、被覆アーク、半自動、TIG、MIG、MAG…etcと様々な種類があります。

アーク溶接とは?

一番ポピュラーな溶接方式だと思います。
アーク溶接棒を溶接機本体から伸びているトーチに取り付けて、溶接したい場所にコンコンと擦り付けてアークスタートします。
このアークスタートですが、溶接棒が母材に引っ付こうとしてしまいます。
アークで母材と同時に溶接棒も溶かしながら溶接するため、頻繁に溶接棒を交換する必要があります。
母材にコンコンと軽く接触させる事により、アークが発生、溶接棒も溶けながら溶接部に一体化していきます。

・アーク溶接のメリット、デメリット

アーク溶接が使われている現場(用途)ですが、建築現場で鉄骨溶接や重機の修理などが挙げられます。
ガスを使わないので風の影響を受けず、溶接ホルダーのケーブルを延長する事で取り回ししやすいのがメリットで、野外での修理作業や、移動しながら細かい物の溶接などには向いています。
デメリットとしては、溶接後にはフラックス(黒皮のようなもの)が被っているので、それをチッピングハンマーなどで剥がす必要があり、仕上がりもキレイではありません。
ですので長い距離を溶接したり、見栄えを気にする部分を溶接するのには向きません。

 

・半自動溶接とは?

アーク溶接の進化版といった感じで、スイッチを押すことで自動で溶接ワイヤーが供給される為、頻繁に棒を交換する作業がありません。
溶接スピードも速いため、建築、造船、公共工事、トラック修理etc..とても幅広く使われています。
ワイヤー送りが自動な事やスイッチを押したら溶接が始まるという手軽さ!

通常、半自動溶接では、溶接部を保護するために炭酸ガスなどを使いますが、フラックス入りワイヤーを使う事で、ガスを準備しなくても溶接が可能となります。
ただ、ワイヤー自体の単価が3倍以上します。

溶接部の仕上がりはノンガス≦炭酸ガス<混合ガス<アルゴン100%(アルミ用)の順番でキレイになります。
この使用するガスの種類によって、MIG溶接(アルゴン)、MAG溶接(混合ガス)、CO2溶接(炭酸ガス)などと言い方が変わってきます。

・半自動溶接のメリット、デメリット

半自動溶接も建築関係から車関係まで幅広く使われており、一番のメリットはその溶接速度の速さで、例えばTIG溶接と比較すると、実際に溶接している時間は半分以下と感じるくらいです。
また、ワイヤーが自動で送給されることから、各種ダイヤルで溶接電流、電圧の設定さえ済ませてしまえば、あとは両手でトーチを保持してスイッチを押すだけで比較的簡単に溶接を進める事ができます。
その溶接速度の速さ、溶接に融通が利くことなどから、生産ラインや構造物の溶接などの幅広い分野で活躍しています。
デメリットとしては、仕上がりのキレイさはTIG溶接には劣り、溶接中はどうしてもスパッタが出て周囲にこびりついてしまいますので、やはり仕上がりを重視するケースではあまり使われないことが多いかもしれません。

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