弊社求人にある業種、「溶接」について②(歳)

こんばんは!プラス・ワンです!
先日ご紹介した溶接について、他の溶接方法もございますのでご紹介します。

TIG溶接とは?

トーチ先端のタングステン電極から発生する高温のアーク光を、母材に当てる事で溶かして液体にし、金属同士をくっつけるような溶接方法です。
半自動溶接やアーク溶接とは異なり、タングステン電極は溶ける事無くアークを発生させる為、母材同士を溶かして溶接する「ナメ付け」もできます。

溶接棒を使わないナメ付け

タングステン(アークの高温にも耐えれる電極)から発生するアーク光の周りを、アルゴンガスで溶接部を大気からシールドし溶接欠陥を防ぎます。

溶接棒を入れた溶接

この溶接棒を入れたTIG溶接ですが、うまくいかないパターンとして多いのが、溶接棒をプールに入れられていない場合です。
溶接棒は細く、アークに当たるとすぐに溶けてダマになってしまいます。
そうならないように、溶接棒は母材の出来るだけ真横から、プールに水たまりを追加していく感じで出し入れします。
また、トーチもある程度立てて、アークが広がらないようにします。

TIG溶接のメリット、デメリット

TIG溶接の一番の利点は仕上がりがキレイな事です。音も静かで、火花も飛びません。
また、シールドガスは必ず必要ですが、使用するアルゴンガスも人体に無害の不活性ガスな為、危険性もありません。
仕上がりがとても美しいので、車やバイクのマフラー、ステー、オイルパンなどのカバー類などは社外品の場合、そのほとんどがTIG溶接で作られています。
また、アルミホイールのクラックなどの修理もTIG溶接が使われています。
デメリットとしては、薄物の溶接では穴が空きやすく、溶接棒を入れる場合はトーチと溶接棒を片腕ずつに持って溶接する必要があります。
また、半自動溶接と比べると溶接スピードが遅く、溶接物の隙間にも敏感で、大雑把にガンガンくっつけていくような溶接個所には向きません。

 

その他の溶接方法

・スポット溶接

L型の端子で金属を挟み込み、大電流を流して溶接する方法です。
薄板同士の接合に最適で、ものの2-3秒で溶接できてしまいます。
ただし、その形状から溶接できる物は限定されますので、使う用途がピンポイントで定まっていないと、宝の持ち腐れとなる事間違いなしです。

・ガス溶接

アセチレンと酸素を使って高温の炎を作り出し、その熱で金属を溶かします。
アセチレンは引火性があり、一歩間違えば大事故に発展しますので、十分な注意が必要です。
最近はあまり需要も無いと思います。

・レーザー溶接

基本的に「設備マシン」とお考え下さい。

 

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