工場でのお仕事でてくるマシニングセンタ、NC旋盤ってなに?(歳)

こんばんは!プラス・ワンです!
今日は弊社求人ページにも出てくる工場系のお仕事の用語をご紹介いたします。

マシニングセンタとは?

現在、マシニングセンタは、ものづくりの現場で広く用いられています。
最も重要な用途である金型の製造をはじめ、金属部品の加工になくてはならない存在です。
たとえば、自動車産業ではエンジン部品の研削や穴開けをはじめ、ボディ部品の金型製造などで威力を発揮しています。そのほか、暮らしや産業を支える製品の多くがマシニングセンタによって生み出されているといっても過言ではありません。
マシニングセンタの特徴は、コンピュータ制御による「工具自動交換機能」を備えている点にあります。

一般的にNC工作機は作業者が工具を交換するのに対して、マシニングセンタは「ツールマガジン」と呼ばれる工具収納場所から、「チェンジアーム」によって自動で工具を交換し、加工を行います。
そのため、段取り替えの手間を省くことができ、製造時の無人化と省力化、コスト削減を可能にしています。
マシニングセンタは、大きくは横形と立形、門形という3種類の構造に分かれています。

当初開発されたのが横形と呼ばれるもので、簡単に言えば、刃物を取り付ける回転軸(スピンドル)が横向き(地上に対して水平方向)に取り付けられています。

これに対して、立て形は回転軸が縦向きのものを指します。一方、門形(ガントリー型)は、まさに門構えのような構造をしていて、回転軸は門の天井部に下向きについています。
横形マシニングセンタは、刃物の回転軸が横向きに出ていて、加工物を水平方向に加工していきます。
その際、コラムがX軸方向、サドルがY軸方向、テーブルがZ軸方向に動き、三次元での加工を可能にしています。
それらに加えて、テーブルの一部が水平方向に回転するB軸を持った機種があり、この場合、計4軸で加工を行うことができます。
横形のメリットは、B軸を含めて4軸を活用することで、加工物の4面を一気に加工することが可能な点です。
そのため、加工物の4面に関して手作業で面替えをする必要がないため、加工精度の高さが特徴です。加えて、横から削っていくことで切りくずが下に落ちるため、切りくずが加工物の上にたまって刃物が食い込ませるといった不具合を避けやすいメリットもあります。

NC旋盤とは?

金属加工を飛躍的に進歩させたNC工作機械は1950年代に登場しました。
それまで人間の手で行っていた操作を、コンピュータによる数値制御(Numerically Control=NC)で自動化するようになったのです。
NC旋盤は元々1950年代後半に日本の大学で開発されました。そして1960年代の後半になると、既存の旋盤にサーボ機構を付加した製品が普及するようになり、今日に至るまでに飛躍的な進化を遂げてきました。
そもそも旋盤とは、円柱状の加工材料を回転させ、そこにバイト(刃物)を当てて不要な部分を削りとる工作機械です。基本となる右片刃バイトによる旋削加工のほか、穴開け、中ぐり、溝加工、ねじ切りといった加工を行うことができます。
これに対してNC旋盤は数値制御をもとに、あらかじめ設定した手順で数十種類に及ぶバイトを使い分けて自動加工を行うのが特徴です。

そして、横や縦、高さの座標軸を通じて高精度で切り込みなどの加工位置を制御できるほか、加工物の材質や目的とする形状に応じて、回転速度や刃物の送り速度を制御することで加工を自在に行うことができます。

お仕事選びの参考にしてみて下さいね。

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