パスワード、ちゃんと管理してますか?(歳)

お仕事お疲れ様です。
日々お忙しい中、便利なネットショッピングを利用されている方が多いと思いますが、気になるニュースを目にしました。

 

クレジットカードの番号盗み被害額が過去最多

クレジットカードの番号や暗証番号などの情報が盗み取られて不正に利用される被害が急増し、昨年1年間の被害額が前年の約2倍の177億円となったそうです。
今年も昨年を上回るペースで推移しているそうで、インターネットショッピングの普及でカード決済が主流になったことが要因とみられてます。
カード番号や暗証番号などの情報が盗み取られる被害は、統計を取り始めた平成26年以降、年々増加していて、被害額が過去最多だった29年は、カードの偽造などを含む不正利用の被害額全体の74.8%を占めたそうですが、今年1~6月の被害額も93億円と、前年同時期(86億円)を上回っているそうです。

重いものや、日用品、様々なものがインターネット経由で購入できる便利な世の中ですが、カード情報やネットショッピングの際に設定するパスワードを使い回さないようにし、パソコンのセキュリティーも厳重に管理して、十分に気を付けてください。

パスワードをサイトごとに使い分けると、わからなくなってしまう事があると思いますが、パスワードの管理方法を参考にしてみてください。

 

安全にパスワードを管理する方法

【紙にメモして管理】

アナログな方法ですが、紙にメモして管理する方法です。
メリット: ・インターネットを通して漏えいしない
デメリット: ・パスワードを手入力する必要がある

 

●管理のポイント

(1)サービス名とID・パスワードは別の紙に記入する
(2)ダミーの文字列を混ぜる
(3)暗号でメモする
(4)コピーを別の場所に保管する

 

【ファイル(メモ帳・Excel)+暗号化】

メモ帳やExcelなど普段使用しているツールに入力し、そのファイルを暗号化しておく方法です。
メリット: ・普段使い慣れたツールを利用するので、入力や行進をしやすい
・ジャンル毎に管理できて分かりやすい
デメリット: ・暗号化の設定をしなければならない

 

●Excelで管理するときのポイント

かならず、パスワードを記入したファイルは暗号化しておきましょう。
オンラインストレージなどに保管して不正アクセスに遭ったり、ファイルを保管しているノートパソコンやUSBメモリなどを紛失した場合でも、暗号化してあればそうカンタンに開けません。

 

【パスワード管理専用のツールを活用】

パスワード管理の専用ツールを使用するというものです。パスワード管理ツールの最大の特徴は、データを複数の端末で共有でき、一元的に管理できる点です。
メリット: ・複数の端末で共有でき、一元管理できる
・自動でログインできる機能がある
・データをバックアップできる
デメリット: ・ツールが有料である場合が多い

パスワード流出の危険を考え安全性の高い管理方法をとることが大切です。メモ帳を利用するアナログな方法から、専用のパスワード管理ツールを使う方法があります。
管理方法のコツは自分が苦にならない方法を選択することです。安全性が高いからと言って難しい管理方法に挑戦してしまうと長続きしません。
まずは、長続きしそうな方法でパスワード管理をしてみてはいかがでしょうか。

株式会社プラス・ワン営業担当の一言コメント

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